2005年 08月 28日
長男 |
次男、長女ときたらやはり長男(小5)。
彼はカラダの面では申し分なく、これ以上はないという程に健康に育っている。
身長は常に後ろから3番以内。肌つやもよくふとももの張りにいたっては、
もはや褐色の弾丸(プロレスラーのニックネームかよ)である。
母親の母乳を吸いまくった効果がこうも明確に現れる例も珍しい。
彼が吸いまくったおかげで長女・次男の段階では母乳は殆ど出なかったのだ。
髪はほどよく天然パーマで目がクリッとしており正直かわいい。大きくなったら
V6の岡田くんタイプだろう。
長男は初孫として生まれてきたこともあり両親からも両祖父母からもありあまる
愛情を受けて生きてきた。当然甘えん坊という結果だ。ガタイがデカイ反面、
精神がやや幼いため、兄弟ゲンカの原因はおおよそ長男の幼稚さによる。
しかられる・怒鳴られる・はたかれるの3冠王だ。一時期妻と二人で相談したこと
があった。長男は少し精神の成長が遅いのでは?あるいはほんの少し脳に
問題があるのでは?と。それは、長男の行動や態度を見て思ったことだ。
注意力がない。ひとの話をきいていない。同じ過ちを繰り返す。自分の発言や
人から言われたことの記憶がない等々。
彼が5歳くらいの時、私の肩車から前のめりに倒れ、おでこやや左の部分を
強打、その部分が若干陥没しており、救急車で運んだことがある。無事、
何事もなく済んだが、私はあのときの強打が何らかの影響を与えているの
では・・・と心配していた。
ところがあることをきっかけに、彼の態度や行動に変化が生まれた。
長女の新体操と同様、彼も小1からサッカークラブに参加している。前述の
通り彼はガッシリ体型であり、サッカーのようなスピード・瞬発力系よりも
格闘技向きだとの思いが私にはある。なかなかレギュラーの座を獲得できず
本人もやめたいモードになりかけた頃。厳しくて口の悪い若手コーチに
えらくほめられた日があった。そのことは彼にとって悪循環サイクルを押し戻す
強力な起爆剤になったようだ。何事にも前向きに取り組むようになったのだ。
皿洗い、妻の肩もみ、部屋の片付け、スーパーへの買い物等、従来知らんぷり
で漫画を読んでいた長男が率先して動いている。大いなる変化、ナショナル
ジオグラフィック誌に投稿しようかという程の変異である(誇張)。
その頃、私は彼をしかったり怒ったりするのを意識的に押さえた。妹や弟に
ちょっかいを出し、ケンカの原因を作り出していても、見て見ないフリをした。
彼に直接確認はしていないが、私の彼に対する対応に変化が生じているのは
おそらく本人はわかっているはずだ。第2の変化が現れたのである。
小5ともなれば親から距離を置きたがる年齢だ。外で手をつないで歩くなんて
しばらくしていなかったが、つい最近、手をつなごうと言うと何の抵抗も示さず
自らの手を差し伸べてきた。
私も照れくさかったので言葉には出さなかったが、今まで細かいことで怒ったり
して悪かったなと心の中でつぶやき、長男のを、ギュッと、強く握り締めた。
短所を指摘するよりも長所を徹底的にほめたほうがいい。当たり前のことが
実践できていなかった自分を恥じるとともに、この子はきっと俺より立派な
人間性を持つだろうという確信めいたものを感じ、あらためて、自分は家族に
恵まれたな~との想いを強くしたのである。
子どもたちと接していて、親が成長させられている。
うれしいやら情けないやら(笑)。
彼はカラダの面では申し分なく、これ以上はないという程に健康に育っている。
身長は常に後ろから3番以内。肌つやもよくふとももの張りにいたっては、
もはや褐色の弾丸(プロレスラーのニックネームかよ)である。
母親の母乳を吸いまくった効果がこうも明確に現れる例も珍しい。
彼が吸いまくったおかげで長女・次男の段階では母乳は殆ど出なかったのだ。
髪はほどよく天然パーマで目がクリッとしており正直かわいい。大きくなったら
V6の岡田くんタイプだろう。
長男は初孫として生まれてきたこともあり両親からも両祖父母からもありあまる
愛情を受けて生きてきた。当然甘えん坊という結果だ。ガタイがデカイ反面、
精神がやや幼いため、兄弟ゲンカの原因はおおよそ長男の幼稚さによる。
しかられる・怒鳴られる・はたかれるの3冠王だ。一時期妻と二人で相談したこと
があった。長男は少し精神の成長が遅いのでは?あるいはほんの少し脳に
問題があるのでは?と。それは、長男の行動や態度を見て思ったことだ。
注意力がない。ひとの話をきいていない。同じ過ちを繰り返す。自分の発言や
人から言われたことの記憶がない等々。
彼が5歳くらいの時、私の肩車から前のめりに倒れ、おでこやや左の部分を
強打、その部分が若干陥没しており、救急車で運んだことがある。無事、
何事もなく済んだが、私はあのときの強打が何らかの影響を与えているの
では・・・と心配していた。
ところがあることをきっかけに、彼の態度や行動に変化が生まれた。
長女の新体操と同様、彼も小1からサッカークラブに参加している。前述の
通り彼はガッシリ体型であり、サッカーのようなスピード・瞬発力系よりも
格闘技向きだとの思いが私にはある。なかなかレギュラーの座を獲得できず
本人もやめたいモードになりかけた頃。厳しくて口の悪い若手コーチに
えらくほめられた日があった。そのことは彼にとって悪循環サイクルを押し戻す
強力な起爆剤になったようだ。何事にも前向きに取り組むようになったのだ。
皿洗い、妻の肩もみ、部屋の片付け、スーパーへの買い物等、従来知らんぷり
で漫画を読んでいた長男が率先して動いている。大いなる変化、ナショナル
ジオグラフィック誌に投稿しようかという程の変異である(誇張)。
その頃、私は彼をしかったり怒ったりするのを意識的に押さえた。妹や弟に
ちょっかいを出し、ケンカの原因を作り出していても、見て見ないフリをした。
彼に直接確認はしていないが、私の彼に対する対応に変化が生じているのは
おそらく本人はわかっているはずだ。第2の変化が現れたのである。
小5ともなれば親から距離を置きたがる年齢だ。外で手をつないで歩くなんて
しばらくしていなかったが、つい最近、手をつなごうと言うと何の抵抗も示さず
自らの手を差し伸べてきた。
私も照れくさかったので言葉には出さなかったが、今まで細かいことで怒ったり
して悪かったなと心の中でつぶやき、長男のを、ギュッと、強く握り締めた。
短所を指摘するよりも長所を徹底的にほめたほうがいい。当たり前のことが
実践できていなかった自分を恥じるとともに、この子はきっと俺より立派な
人間性を持つだろうという確信めいたものを感じ、あらためて、自分は家族に
恵まれたな~との想いを強くしたのである。
子どもたちと接していて、親が成長させられている。
うれしいやら情けないやら(笑)。
by yukkohta
| 2005-08-28 02:47
| 家族